【職場の人間関係に疲れた】転職したいと思ったときにやるべきこと

疲労

今回は、職場の人間関係について考えていきます。

独立行政法人労働政策研究・研修機構の「若年者の離職状況と離職後のキャリア形成/初めての正社員勤務先を離職した理由」によると、若年者の3割近くが人間関係を理由に退職しているとの結果が出ています。

また、内閣府が行った非正規雇用を含む「就労等に関する若者の意識調査/初職の離職理由」でも2割を超える若者の離職理由が人間関係起因となっています。

人間関係の問題は何も若者に限ったことではありません。

多くの人々が何らかの形で職場の人間関係に問題を抱えているのではないかと思います。

実際、わたしもそうでした。

だからと言って、早急に退職~転職の選択をして良いのか…これが今回のテーマです。

今回は、人間関係の問題を紐解きながら、悩んだときにどうすればいいのか?

そもそも、人間関係が悪化する前に打てる方法はないのか?…を考えます。

そして、人間関係がこじれたときの最終手段である転職についても考えていきたいと思います。

この記事を読んでいただいた後に、ちょっとだけ気持ちが前向きになっていただけたら嬉しい限りです。

仕事の悩みに多い「人間関係」

冒頭のデータを見ても分かる通り、仕事を取り巻く人間関係の問題は、いつの時代もキャリア上の大きな話題として注目されてきました。

わたし達は、なぜこれほどまでに人間関係に悩んだり苦しんだりするのでしょうか?

仕事は人と人との”関係性”の上に成り立っています。

その中で、どうしても不一致が出てきてしまうため、人間関係の悩みが生まれます。

意図したものではないにせよ、個々の思いの不一致が”しこり”や”壁”に発展していくのです。

そして、人間関係における”しこり”や”壁”は時間が経つほどに大きくなり、悩みも大きくなります。

きっとあなたも心当たりがあるのではないでしょうか。

とはいえ、仕事である以上、苦手な人との関係性を全く断ってしまうことは難しいでしょう。

気が進まなくても、会いたくなくても、話したくなくても…仕事をしている限り、人との接点を避けることはできません。

誰にもなかなか打ち明けられず、それが更に大きなストレスとなっていく…

仕事の悩みに多い「人間関係」の問題はこうして静かに進行していくのです。

人間関係の問題は、何も仕事に限ったことではありません。

しかし、人生の多くの時間を仕事に費やしているため、仕事における人間関係の悩みは大きな苦しみを生むことでしょう。

人間関係の悩み4選

人間関係に悩む男性

職場における人間関係の悩みを具体的に見ていきましょう。

具体例を4つあげます。

上司や同僚と合わない

仕事をする上で最も多い人間関係の悩みでしょう。

上司が自分勝手で理不尽だ…

同僚と話が合わない…

どうしても意見が食い違ってしまう…

自分では精一杯やっているのに…

こういったことが原因となり、人間関係に悩む人はとても多いです。

仕事を丸投げされる

仕事を丸投げされるのは嫌なものです…面白くありません。

丸投げした相手に色んな感情を抱いてしまいます。

なぜ俺に?

いつも私だけ!

このくらい自分でやったらいいのに!

何様のつもり?!

忙しいのは一緒!

特に若い頃に起きがちな出来事です。

特に指示のない丸投げは、たまったものではありません。

「どうやって進めようか」「上司の意図はこうなのか?」と考えながら仕事するのは疲れますよね。

無視や仲間外れにされる

どうも最近、会社で居心地が悪い…

良く分からないけど孤立している…

そう言えば誰とも話していない…

気が付いたら、社内で無視されたり仲間外れにされている…

こんなこと誰だって望みません。

人間関係がこじれると、こんなことも起きてしまうかもしれません。

私生活に踏み込まれる

何かにつけて私生活に踏み込んでくるなんてこともあるかもしれません。

そんなこと仕事に関係ないのに…なんて思いながらも人現関係を気にして無視することもできず苦しんだ経験はないでしょうか。

相手に悪気はないのかもしれない…
でもここは会社だし、仕事と私生活のケジメはつけて欲しい…

そんな思いが徐々にストレスとなって大きな悩みに発展してしまいます。

最近では、リモートハラスメント(リモハラ)という言葉も生まれ、問題視されています。

Zoom等を用いて打ち合わせをしているとき、「〇〇さんの部屋はけっこう広いんだね、全体が映るように見せてよ」なんて言われた…

これも大きなストレスでしょう。

人間関係に悩んだときに取るべき行動とは?

部屋の隅で膝を抱える女性

人間関係で悩んでいる…

そう感じたときに、どういった行動を取るべきなのでしょうか?

人間関係に悩んだときに取るべき行動を3つ紹介します。

自問自答する

人間関係で悩んだときにまず取るべき行動です。

自問自答してみましょう。

今、自分は何を悩んでいるのか、いつからなのか、相手は明確か、どういった内容か、原因は何か…思いつくまま紙に書き出していって下さい。

自問自答し、悩みを書き出し言語化することで、問題点が可視化され整理されていきます。

悩んでモヤモヤしていた頭がクリアになり、これだけで落ち着くこともあります。

誰かに相談する

人間関係に悩んだら必ず誰かに相談すべきです。

自分だけで問題を抱え込んでも良いことは何もありません。

悩みの対象が誰かにもよりますが、上司や同僚、社外の友人や知人、家族やパートナー、親や兄弟…相談できそうな人について誰か思いつきませんか?

社内に悩みを相談できる部署、窓口はありませんか?

学生時代の先生だって、部活動の指導者だって相談相手になってくれるかもしれません。

自分の苦しい胸の内を誰かに聞いてもらうだけでスッキリしたりするものです。

思い込みの可能性を探る

人間関係で悩んでいる原因が自分自身の「思い込み」からきている場合もあります。

もう一度、問題を見つめ直してみましょう。

問題の原因は往々にして、些細なことが多いものです。

そのことを気にしているのは、もしかしたら自分自身かもしれないのです。

相手は何も気にしていないのに自分がそうだと決めつけて、そう思い込んでいる…

ありがちなことです。

勇気を出して相手に話しかけたら何でもなかった…ということはよくあります。

1人になって、冷静に振り返ってみましょう。

人間関係が悪化する前に

人間関係での悩みはとても辛いです。

一度もつれた人間関係は、修復に時間がかかります。

そう考えると、人間関係が悪化する前に対処することが1番の解決策と言えるのではないでしょうか。

ここでは人間関係の悪化を防ぐ考え方と行動を見ていきます。

人間関係の悪化を防ぐ考え方

人間関係の悪化を防ぐための考え方は色んな考察があります。

  • 仕事に集中する
  • 人にどう思われるかなんて気にしない
  • 人間関係なんてうまくいかないと割り切る

…などなど。

人間関係の悪化を防ぐ考え方のひとつとして、おすすめは「リフレーミング」です

【リフレーミング】
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事の枠組みを外して、違う枠組みで見ること。

簡単に言うと「考え方・捉え方・見方を変える」ということです。

例えばこんな感じです。

  • 色々口出しされてウザイ → 自分のことを考えてくれている
  • 愚痴ばっかり言っている → きっと寂しいんだ
  • 私にばかり仕事を頼む → 自分は信頼されている

どうですか?

リフレーミングして見方を変えてみると、言葉の感じ方も変わってきませんか?

相手との距離も縮まった気がしますよね。

ぜひ仕事の場面でリフレーミングの考え方を取り入れてみて下さい。

どんな場面でも応用可能です!

人間関係の悪化を防ぐ行動

人間関係の悪化を防ぐ行動として、おすすめしたいのは「対話」です。

論理は大切です…でも論理だけで人は決して動きません。

なぜかというと、人には感情があるからです。

だからこそ、人間関係がこじれたり悩んだりするのです。

立場が違えば論理も違います…ましてや感情はもっと複雑です。

相手の立場になって考える…
相手の感情を理解する…

そこに必要なものは「対話」なのです。

コミュニケーションの本質は、思いやりです。

その思いやりを伝えるのは「対話」から始まります。

人間関係の悪化を防ぐために勇気を出して「対話」をしてみましょう。

相手の違う一面、そして自分の別の側面に気づくかもしれません。

転職は、最終手段として考える

色んなことをやってみた、試してみた、頑張ったし我慢もした…

「これでもダメなら転職しよう」そんな考えにもなってくるでしょう。

ただ、もう1度、この記事で示した人間関係に悩んだときに取るべき行動や、悪化を防ぐ考え方・行動を思い返して下さい。

なぜしつこくこんなことを言うのか?

それは、社会が多様化しているからです。

多様性の時代です、人も多様化しています。

今までのくくりでは納まりきれない人が増えています。

しかし、これは決して悪いことではありません。

むしろ歓迎すべきこと、多様性を育むのは個性なのです。

昔から多かった人間関係の問題…多様性の時代にあって人間関係の悩みを抱えるのは、ある意味仕方がないことなのかもしれません。

仕事上の関係性の中で当然のごとく「不一致」が起こります。

しかし、それは本当に「不一致」なのでしょうか?

「不一致」として捉えるのか「新しい発見」として捉えるのか?

これも「リフレーミング」です

転職はポジティブかつ前向きに行うものです。

人間関係の悩みから逃避するために転職しても、同じことが起こる可能性が非常に高いです。

人間関係を前向きなこととして捉え直していく、「リフレーミング」をぜひやってみて下さい。

こうした経験の積み重ねが、人間関係を円滑に、かつポジティブなつながりに変えてくれるのです。

だからこそ「対話」を!

もう1回、自身のコミュニケーションを振り返ってみて下さい。

相手目線になっているのか?…そこに思いやりはあるのか?

自問自答してみましょう。

それでもダメなら、最後はそこからの脱出です

思い切って今の環境を変えてみる。

身体を壊しては意味がありません。

健康があってこその人生です。

精一杯やって道が拓けないのなら、迷わず「次」を考えましょう。

やるだけやった「次」こそが最終手段としての転職であると、わたしは考えます。

これから迎える「次」は、希望そして可能性を探る道でありますように…。

そう願いながら今回の記事を終わりたいと思います。

まとめ

今回は、人間関係について考えてきました。

人と人との関係が簡単でないのは当たり前のことです。

しかし、仕事をやっていく上で、職場の関係性の中で、人と人との関係がうまくいかないのはストレスになっていきます。

うまくやろうとすればするほど、考えないようにすればするほど、底なし沼に沈んでいくような無力感を感じてしまうものです。

そんな無力感を感じたときに、ぜひ今回の記事に示したことを実行してみて下さい。

この記事を読まれた方々の人間関係が、少しでも良好な方向へ向かってくれたら幸いです。

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